【ウマ娘ss】「双方切っても切れない依存関係になってしまったトレーナーとドリームジャーニー」に対するみんなの反応集

双方切っても切れない依存関係になって しまったトレーナーとドリームジャーニー に対するみんなの反応集おる私と トレーナーさんはオムライスになれると 思うんだオムライスは分かるね何もこんな 初歩のことを聞かなくてもいいことくらい 分かっているがあまりに珍妙な物事聞いた ような顔をしているから気になったこと 次第なんだこれは半分言葉通りの意味だが ねそりゃあ何もかも卵や米になれるわけ じゃないから私は卵でトレーナーさんは チキンライスそういう単純で分かりやすい 話だよ一分の隙もなくチキンライスを 追い込んで隠し尽くしてしまう卵とその卵 になすすべなく包み込まれてじっとして いるより他にないチキンライス卵は堅焼き でも半熟でも構わないんだどちらにせよ ピターと包み込んでしまうことに変わりは ないからねそれがパリッとした焼き目で あれデルリンとした半熟であれ私が トレーナーさんをどう見ても見えない くらいに包んでしまうことになるんだから ねそれからチキンライはべちゃりとしてい ないのが好ましいかもしれない卵の半熟を 許してもここは譲れないけれどケチャップ はじっとりと染み込んでまとまってしまっ てもう逃げられないんだ素敵だと思うね おるなんて答えればいいのかわからないよ でもやっぱり私はチキンライスがいいよ やはりそう思うよねトレーナーさんは私の チキンライスなんだってねおる乗られても 困るよあのトレーナーは確かに緊張してた けどチキはいいすぎだと思うよ姉上これひ あけぼのちゃんのちゃんこ鍋概念のパク これコピペじゃないのかさ何かのコペだと 信じてたのに自作だったのかよなんで こんな海文書思いつけんだよくわからねえ が俺は姉じがトレとよくかき混ぜられた 卵かけご飯とよろしくぐちゃぐちゃの ドロドロに混ざり合って欲しい卵かけご飯 かふむ一理あるけどけれどね大切なのは卵 がチキンライスをもい私がトレさんを 包み込んで捉えてしまうことなんだ確かに 手錠や縄で縛ってはないけれどそれでも 絡め取られてしまっている分かるかな ソフトだけれど優しくなく掴んでいる感じ が大切なんだお互いの輪郭も分からない くらいにとけ合ってしまうのはその後のお 楽しみではいけないかなそう思うねおる いたれしてきたよ数日後痛いよドリーム ジミえ痛くしていますからただ事実を 伝えるように君に言葉を渡す海を当たる風 のような涼やかな声を受け取っている耳 そこからちぎり取られる寸前の鋭い痛みを 感じるそれを与えてくるのはすらりとした 指アバドリームジャーニーの指だリムレス のメガ越しに真っすぐ見える目はこちらの 反応を伺うように無感情だ文字通り大人と 子供ほども背丈が違うこちらとドリーム ジャーニーの視線の高さが合っている理由 は単純だソファに座るこちらの太腿の上に ドリームジャーニーが向かい合う形で腰を 下ろしているからだ羽を超えてそれこその ように軽やかに座っているドリーム ジャーニーは不思議そうに言葉を向けて くるそれに本当に痛いのでしたら嫌がる そぶりを見せるものではありませんか言い つつ耳をつまんでくる指に万力のごとき力 が加わる何かが潰されるような感触がする その感触に思わず顔が引きつるがそこまで にとめるドリームジャーニーは不必要な ことはしない馬娘だだからドリーム ジャーニー君が必要だと思うことを僕が嫌 がるはずがないだろう君を信じる以外の 選択はないそんな思いを込めた言葉を返し て体からできる限り力を抜くいつもなら ここで弱めてくれるはずだそう思い ドリームジャーニーの整った顔を見ると かすかに歯が見えるような笑を浮かべて ふふ逆の耳をつままれ同程度の力で 引っ張られる火で当てられたかのような 激しい痛みが顔を両側から感じる痛みの ためか視界が変に眩しく感じるこのゴを 呼んでも逃げるそぶりも疑問すら口にし ないのですねする意味もないことをする 趣味はないよブインクルシリーズを一緒に かけた3年間でよく知ってるからねそう 返した言葉にはたくさんの激闘と困難を ついつい思い出し乗せてしまう彼女は ほんの少しだけ満足げな笑を浮かべて さらに身を近づけてきた吐息すらかかる 距離で彼女は語るえその通りそして新人と 言える経歴ながらも2大グランプリを制覇 させた新身騎Aのホークとして今あなたは 他の声と声をかけている耳がねじられ潰さ れ丁寧に丁寧に痛みを刻んででくるたった 1つの部でこれほど激しく多様な痛みが 出せるのかと下を巻くそんな熟練の拷問理 のような腕を振るう君はどこまでも満足げ だチームを持ちより高い成果を求める トレセ学園のトレーナーとして理想的な キャリアの積み方ですね自分を見出した トレーナーが正しく評価されることが 嬉しいのだろう君は不快な相手に関わる ほど暇な人ではないだから心配なのです つまんでいた耳を離しそっとこちらの顔に 触れるそのは先ほどまでの視学性を全く 感じさせないほど柔らかいご存知ですか あなたはとても人気があります容姿が整っ ているものとしてへえ知らなかったよ自分 自身でもしらじらしいと思えるような言葉 が思わず出た気にしたこともなかったし これからも気にすることがないことを指摘 されてようやく気づくああそういうこと そういうことですうまくはまらなかった パズルのピースがはまったそんな納得が こもった言葉を受け取った君は柔らかな つきのままこちらの目に指を伸ばし眼球に 触れてきた角膜の部分に触れているからか 痛みはそれほど激しくはないトレーナーの 能力を見てあなたを慕う子ならば私は喜ん で歓迎するでしょうそうだね君はそういう 子だつまるところそうではない子が来て しまったら互いにとって不幸なことになる 言葉に込めたそんな考えを悟ったのか猛獣 のような勢いでこちらの花に噛みついた 一息に噛み切れるだろうに肉食い込むその 一歩手前で止まる強く噛まれることによっ て血に似匂いとむせかえるほどの熱を持っ た空気が鼻を満たすそして鼻から感じる 噛み切られかけるその痛みこそが君の不安 なんだろうと受け入れながらそのキシな体 に手を回すいいよ手放しの信頼を込めた 言葉ととに力を込めればそのまま倒れそう な体を持つ君に身を任せるとでは遠慮なく 一瞬だけ口を離した君はひどく大人びた 肉食銃のような笑を浮かべる痛みを覚悟し つい目を強くつるうってあれ痛みを感じた のは左耳だそれも根元からちぎるような 痛みではなく耳たぶから貫かれた痛みだ ふふだてにするなんてそんなことするわけ ないでしょうそう笑う君はいつの間にか 持っていた器具ピアッサーを見せてくる そして痛みの元である左耳を触れると 冷たい金属に触れる気になるようですね そう言って手鏡を見せてくるそこには銀の ダイヤマーク君の耳飾りと同じものがつい ているお揃いであるなら妙な子も来ない でしょうからね軽やかに降りた君は体育に 見合わないほどいたずらっぽい顔で聞いて くるそれとももっと別のお揃いがいかっ たりしますかそう言って君は自身の耳を つまみ引き抜くような仕草をするまさか そう君に返した言葉にどんな感情を込めた のかは自分自身ですら判別できなかった さらに数日後そういえばドリーム ジャーニー先輩ってあんまりトレーナー さんに引きつけてませんねなんですかヤブ からボに多少の困惑を感じながらチームの 可愛い後輩の言葉に返事をする日が落ちる か落ちないかの微妙な時間にクールダウン しながらのストレッチ中だ言葉を向けてき た後輩はスドの未勝利線に挑んでいる子だ 実力的にはそろそろ未勝利戦を超えても おかしくないが少々上がりしなのがたまに 傷だあくまで噂なんですけどこう実力ある 馬娘って囲い込むじゃないですか確かに 目白しぼ里の第一など名下と言われる馬は 担当トレーナーに少々過剰とも言える契約 を結ぶことがままあるその行動は優秀な ものを取り込むことは自然なことだという 容認する意見と人材の独占はいさかやり すぎという批判と同程度に存在している 意見だドリジャパ戦も結構な影響力持っ てるのにそういうそぶりないじゃないすか せめて先輩とつけなさいはいドリじ先輩 ノリは軽いが礼儀は湧きまえる子でパセと いう軽口も年下が目上に甘えるようなもの だだろう気いもなく自然体だきっとこの 愛嬌は生きる上での武器になるだろうが その話が通じるのは生ぜ新社会人と言える 時期までだろうでも私が言うのもなんです けどどうしてそんなにマーキングしてない んですそれが相当下品なことだと知って 言っているならさすがに切換する必要が ありますよトレーナーの指導を受け私の 後輩がTPOをわきまえないとなると さすがに問題だ何より当人が苦労をする だろうからここで少々手荒なこともさない 覚悟で聞き返す少し考えなしの言葉だっ たっすね耳が垂れているこういう反省す べきところを察してすぐ外に出せるのも 生来の気質でしょうただ言いたいことは 分からないでもありませんあの人 トレーナーは私が再優先しているという ジフがありますし無味なことに気を使う 趣味はありませんからうへえご馳走までし たそう言ってストレッチを終えて 立ち上がったその目線はこちらを明らかに 見下ろしているが私を慕う視線でこれから 少々のの息抜きを誘ってくる何でも 行きつけの喫茶店がメニューの一心を 目論んでいるとかでテスターを募集して いるらしいふふわかりました一緒に行き ましょうねでは先に向かっていてください ね了解っす先輩それにしても独占よですか シャワー室で軽く汗を流しながらつぶやく ないわけがないでしょうどれほど聴覚に 優れた馬娘だろうと水音で言葉がかき消さ れるから思いつくままに言葉を続けるえ だって政権が胸に刺さことなく最強の相棒 たる黄金の亡とも出会うことがなく魔女や カレな美女とも縁のない世界ですから ひどく見にくい顔でアンドしているそんな 思いが浮かぶがどうしよもなく完美なその 響き私だけのトレーナーその言葉に抗う ことができないしびれるようなうきを 感じるおっと危険な考えが浮かぶ予感がし てシャワーの温度設定を冷水に切り替える その身をふわせる霊水は良くない考えを 洗い流したああ独占欲を隠して優等セブっ てるドリジ好き好き大好きありがとう ございます数週間後ではいただきましょう いただきます資料がとこせまと積まれた トレーナー室でジャーニーと机を挟んで手 を合わせる机の上にはハカに包まれた箱が 1つずつ置かれているいわゆる弁当だ秋川 理事長が学園の畑を解放してトレ線学園は 空前の濃厚と手料理のブームになっている そんな中つい数日前ジャーニーがお弁当を 片手にトレーナー室にやってきて次の日に は僕の分も作ってくるようになりお昼は 一緒に取るのが日日になりつつある ジャーニーはどこかお大人びた笑を浮かべ てポットからお茶を注いでくれた水々しい その香りでトレーナー室が華やいだように 思えるハカをほくと2段済みになっている 重さからすると結構みっちりと入っている 感じだろうふふどうしました何かおかしな ことでもありましたかああ高校生くらいの 頃はよくこれくらいのお弁当を食べていた なって思ってさ下の団にはが振りかけられ た白米が詰められており上の段はキンピラ 卵焼きプチトマトブロッコリーハンバーグ と種類も彩りも豊かだ母さんこんな感じで 色々詰めてくれててさ今なら分かるけどこ れってすごいことだよねってえそうですね それにとジャーニーは言葉を続ける トレーナーさんの母君と比べられるような 感覚がありますねまさか他の人に作って もらった料理を比較できるほど下は超えて ないよ言いながら早速プトマトに橋をバス ほぼ産地直のおかげか弾けるように 水々しくさっぱりとした酸味を感じる続い て卵焼きに移るおかずになるしっかりとし た味付けの出し巻き卵だご飯が進むじゃあ 次はメインのハンバーグに行こうかなお 弁当に入れるには少しばかり大きめのそれ を端で一口第2切り口に含むとこれってえ お殻を入れたハンバーグですお空 ハンバーグはパサパサした印象を持ってい たがこれは違うしっとりとした食感だネオ ユニバースさんが作りを思考錯誤されてい て出てくるおからの消費方法に困っていた ようですので試作品ですねへえすごく おいしいよジャーニーは満足げに笑を 浮かべながらその様子ならオルに出しても 平気そうですねへえ少し意外かもおからが 入ったハンバーグはどうしてもかましを 行ったという印象が湧いてくるだからこそ ジャーニーが混ぜ物したハンバーグをオル フェイブルに用意するのは意外な印象だ ああもちろんオルにはできる限りのものを 出していますよそしてじっとこちらを見 ながら話を続けるおからは高短泊かつ低 カロリーの優れた食材ですまたオができ うる限りの美味への開口を願うのは当然 でしょうごめん変なこと言っていいえと ジャーニーは首を振りこちらの手元の コップにお茶を注いでくるいつの間にかお 弁当は空になっているふふそうですね悪い と思っているのなら実は他にも開発途中の レシピがありましてそちらの試食をお願い してもえそれでいいのそれじゃあお詫びに ならないんじゃとも思うがすらすらと予定 が組まれるえそれでは品数が少々多いので 今週末にトレーナーさんのおタへ伺います ねあうんよろしくそう返したらジャーニー はカカな香りだけを残して退出していった あれもしかして何かかるはずみなことして しまった数ヶ月後あのトレーナーさん 大丈夫ですからだめだよジャーニーもしも ことがあったら大変だから羽のように 軽やかな体ドリームジャーニーを抱き上げ ながら振動を与えないようにできる限り 急いで校内を移動するすれ違う人がこっち を見るがそんなこと気にしてはいられない 視界の橋に見えるのはすらりとした素足だ 普段は学校指定のソックスに包まれている が今はそれがないですから少し足首に違和 感を覚える程度ですのでわざわざこんな ことをしていただくともそう話す ジャーニーの足首は確かに赤くなっている 箇所がある小さな違和感が大きな故障の 前ぶれかもしれないしそれでなくとも違和 感ある足をかってしまうこともあるから見 てもらった方がいいその考えは分かります が自分の足で歩けますかし抱え上げ続ける のは大変でしょうしそこは大丈夫少しは 鍛え始めたし何よりジャーニーは軽いしね 何より大切な合だからという言葉は 気恥ずかしくて言えなかったけど大切なの は変わらないジャーニー申し訳ないけど体 を安定させるために首に手を回してくれ ないはあどんな噂を立てられてもませんよ なんのことピンと小首をかしげそう返し たらジャーニーは諦めたような顔をして 首筋に腕を回してきた何事もなくてよかっ たね23日後には炎症も収まりそうだって さ簡単な処置をしてもらった後トレーナー 室でそう話すジャーニーは2つ湯がカップ を机の上に置いた重厚なコーヒーの結果的 にはすぐ保健室に行って正解だったよう ですねただこれから大変なのはトレーナー さんの方かもしれまよそう話しながら ジャーニーはスマホを操作しているえ やはり噂になっているようですねへどんな 噂なのトレーナーさんが私と愛の飛行し たって話ですよはあいきなりすぎる話で 今日疲れる私を抱き上げて逃げるような速 さで校内を移動していましたからね噂の日 には十分でしょう次から気をつつけるので なんとかといった辺りでノックすらなく トレーナー室の扉が開かれるそこにはお オルフェイブル部よことと次第によっては それなりのことをせねばならんと言いつつ ジャーニーに視線を向けて話す姉上 しばらくそこなボブを連れていくあまり いじめないで遅れよおる当たり前のように 僕の意見は聞かれないんだねすぐに5回も 解けるでしょうけど紅茶を入れ直し ましょうかあと2つと言いながら トレーナーさんの分のカップを手に取って ふと思うのは抱き上げられた時そして首に 手を回した時だ私が特別小柄なのもあると 思うけど案外たましかったですねあの時の 感覚をじっくりと思い返しながら口の歯に 小さな笑が浮かんでいるのが分かった誰か に体を預ける感覚は悪くないですね甘すぎ ない感じいいね甘々なんだけど感情面に 出さない雰囲気があるとこ好き普段はお 世話する側のジャーニーがトレーナーに身 を任せる心地よさを知っちゃうのいいよ [音楽] ねあ [音楽]

恋愛感情を表に出すのが苦手そうな娘の、あまあまシチュいいよね

再生リスト

引用元
https://bbs.animanch.com/board/3545787/
https://bbs.animanch.com/board/3541875/
https://bbs.animanch.com/board/3537760/
https://bbs.animanch.com/board/3533324/
https://bbs.animanch.com/board/3545817/

40 Comments

  1. 名作であることは言うまでもなく、この作者様は漢字・かなの使い方にさえセンスを感じる。大好きなジャーニーお姉様の素晴らしい作品に圧倒的感謝……!

  2. 【糸電話】

    夢への旅路

    それを敷いたのは私だったのか
    それとも向こうで話すこの人なのだろうか

    互いに真実だけで成り立ち
    ひとつに溶けているかのような情景に溺れる

    泡のように
    ゆっくりと
    苦しそうに
    数を増やす感情という名の気泡

    ドロリとした鎖で繋がった私たちの喉では

    もはや隠し事は機能しない

    隠し事もまた本音のそれであるのだから

    また、今日も今日とて私の所にやってくる。

    虚ろな目をした愛しい人がやってくる

    みたいに倒錯的に溺れ合う感じの小説無いんですか?

    あぁ、愛しい君

    今宵も包み込んであげましょう

  3. 怖いとか893とか言われてるけど暴力で脅したりはしてないのよね…
    カワカミみたいにストーリー見ると本質がわかるタイプかもしれない

  4. 文章力、言葉選びのセンス、キャラの解像度、どれもハイレベルなSSがゴロゴロ出てくる。享受する身としてはただただありがたい。

  5. トレーナーのヒザの上に座る姿を想像し易いのが、小柄のウマ娘の良いところだよね。

    ごめ゛ーん!!今更みっともねェんだけども!! おれ”、ロリ体形ウマ娘が好きって言ったけど!!

    アレ….取り消すわ゛けにはいかねェがなァー!! デッカいウマ娘も好きだ、って言わせてくれェー!!

  6. 恋愛とも違う、狂信にも似たジャーニートレのピアスのシーンは鳥肌が立つ程最高だった

  7. 抱いてください
    ドロリとひとつ
    アナタとワタシがそうよ機械のように
    ドロリと溶けて
    ネジ式になっちゃって
    そう境目のない世界

  8. 5:55 でドリジャ姉貴がトレーナーの鼻を噛んだのは、犬などがやるマズルコントロール(上下関係を構築する行為)だよなきっと
    独占欲ェ……

  9. ストーリーネタバレ含む

    旅の終着には3種類あるとされる。

    ひとつはたどり着いた先で過ごす。

    ひとつは道半ばで諦念する。

    ひとつは、原点にたちかえる。

    既に旅立った彼女がどれを選ぶかは分からない。きっとこうだろうなという予測は立てられても、未だ未熟者の俺にはとても。

    黄金を探すその旅路は、果てしなく、もしかしたらゴールなんてないのかもしれない。もし自分が行けたらなんて考えを首を振ってかき消した。

    俺はいけなかった。仕事だったり、後処理だったりと、予定が合わなかったのだ。

    少し寂しそうな顔をした彼女を見送っていくつの満月が過ぎたか。

    だが、それでも。

    思いや記憶が薄まる頃に、ふと香る唯一の繋がりが、彼女を思わせる。

    心を震わせる。
    感動も日常も、あの輝かしい3年が昨日の事のように思い出させる。

    今日も頑張ろう。

    彼女に並び立てるように。彼女に応えられるように。

    ──ふと香りが強くなった気がした。

    自分から、では無い。これは。

    トレーナー室の扉が開く。

    こうなったとき、言うことは決まっていた。

    「おかえり。ジャーニー」

  10. 旅の目的地もその道程も彼女自らが定める。彼女は極めて優秀であり、目標を定め計画を立てることなどは造作もない。
    故にドリームジャーニーは優秀な”指導者”を必要としない。彼女の旅に案内人の出る幕は無い。
    それでも尚求めたのは、目的地を同じくする献身的な”同行者”であった。
    夢の果てへの遥かなる旅路は、独り歩むにはあまりに長く険しく、
    寂しいものであるのだから。

  11. 全編にただよう、圧倒的な緊張感と淫靡さ。
    なんつーか、「この子の血肉となりたい」と思わせてくれるシナリオだった。

  12. 早くオルフェも実装してツン甘Wデート的なのも見たいです……(?????)(ドリジャストーリーで脳を焼かれた)